第1日目 滝上登山口-天塩岳(往復)

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行程

地名到達時刻所要時間
滝上登山口07時35分
尾根の取り付き口08時21分46分46分
尾根09時08分47分47分
天塩岳10時22分74分1時間14分
滝上登山口12時32分130分2時間10分
一日の歩行時間
4時間57分
日付:2006/10/19

山行記

沢沿いの道

国道273号、通所渚滑国道から浮島峠の北にある未舗装路の入口に天塩岳登山口の標識があります。
標識をたどって行くと行止にたどり着き、そこが登山口です。
登山口には入山届けのノートがおいてあるので、記帳してから登りにかかります。

登山口からしばらくは、沢沿いの道を歩きます。
ピンク色のテープのマーキングが木の枝に巻かれているのですが、沢を右に左に渡ったり、沢を巻いて林の中に分け入ったりするので、道は見失いやすいです。

沢歩きを終えて、天塩岳から東に延びる尾根に取り付く箇所は、マーキングを巻いた木の枝が折れていて、取り付く箇所が容易に見つけられませんでした。
踏み跡が沢を登っていたので、取り付き箇所を通り過ぎて、沢沿いを行ったり来たりして居ました。沢にはカワガラスが飛び交っています。滝上町と言はカワガラスの多いところで、街の真ん中を流れる渚滑川とサクルー川には、春と秋に沢山のカワガラスを見ることが出来ます。

尾根の取り付き道

尾根の取り付く道は、昔、森林軌道が敷かれていたと聞いています。鋭い傾斜面を斜めに登るトラバースルートです。
約670mの沢から約1150mの尾根の上まで480mを中だるみなしで一気に登ります。
この斜面に幹の太い木は見あたらず、一度皆伐を受けた後に、自然に育った自然林の様です。

登る途中でエゾライチョウが見られました。本州の高山に住むライチョウは国の特別天然記念物で手厚い保護を受けていますが、エゾライチョウは全く保護されていません。狩猟の対象とすらなっています。
このため、ライチョウは人を見ても恐れませんが、エゾライチョウは大変に用心深く人を見るとさっと飛び去ってしまいます。飛び方が特徴的で、人を見ると数メートルの高さに飛び上がった後は、あまり羽ばたかずに滑空して飛びます。

標高が上がるにつれ、左手に視界が開けてきます。
一ノ沢の谷を挟んで、天塩岳から南に延びる稜線が見えます。うっすらと雪をかぶっていました。
登り初めはミズナラが多く見られましたが、登るにつれてシラカンバが多くなってきます。

尾根の上はまだ樹林帯でした。トドマツとシラカンバが笹の上に生えていました。

天塩岳

登り初めは晴れていて、暑いくらいの日差しを浴びていたのですが、尾根の上に出ると日がかげってしまいました。
シラカンバからダケカンバに広葉樹が変わります。
どの木も葉を全て落としていました。
切り株の陰や、笹の窪地などに、融け残った雪があります。

笹に覆われた尾根道は、下草の刈り払いはこの年は行っていないようです。
道が笹で見えないような箇所があります。
笹は朝露でしめっています。

標高が上がるとハイマツ帯となって、ダケカンバが見られなくなります。
登山道はほぼ雪に覆われるようになりました。
小さな岩場が凍り付いて大変に滑りやすくなっています。

道だけでなくハイマツの上にも雪がかかり、緑色のハイマツの葉が白っぽく見えます。
雪の上には、ウサギやテンの足跡があり、雪をかき分けてハイマツの実を取ったホシガラスの足跡もあります。

前天塩岳からの道との合流点から山頂までは、ハイマツや岩に風雪で作られる「エビの尻尾」が育っていて、冬山の景観をしていました。
ここから山頂までは、地図ではわずかの距離ですが、風が恐ろしく強く、気温が下がってきたので、とても長く感じました。

天塩岳の山頂は小石が積み重なっていて、吹きさらしです。
風が強く、まっすぐ立っていることが出来ません。風上に対して身体を傾けることでバランスを取ります。
山頂はまだ完全には雪に覆われていません。風が強すぎて降り積もった雪が吹き飛ばされるのかもしれません。
天候は高曇りで、ガスのために大雪山などの遠方の山は見えませんが、天塩岳から四方に延びる稜線ははっきりと見えます。
前天塩岳の山頂を巻いて、後ろに消えて行く雪で白く埋められた登山道が印象的でした。

地図

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