第1日目 天人峡温泉-化雲岳(往復)

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行程

地名到達時刻所要時間
天人峡温泉05時33分
羽衣の滝展望台06時17分44分44分
小化雲岳の池10時01分224分3時間44分
化雲岳11時07分66分1時間6分
天人峡温泉16時34分327分5時間27分
一日の歩行時間
11時間1分
日付:2007/07/30

山行記

羽衣の滝展望台と三十三曲がり

天人峡温泉街の中に登山口があります。
温泉街の大きさの割に、登山口に駐車場は小さく、乗用車でも10台を止めるのがやっとの広さです。ただ、温泉街には無料の駐車スペースがいくつかあるので、この駐車場が一杯でも車を止める場所は探せばあります。
わたしが着いたときには、車は一台しか止まっていませんでした。車の横で、出発の準備をしている三人の登山者がいました。宿泊登山らしく、水を詰めた2Lのペットボトルを2本各自がザックに入れていたのが印象に残っています。

入山届けは駐車場にあります。
天人峡の登山口から羽衣の滝の展望台までは三十三曲がりと呼ばれる急登坂が続きます。天人峡の温泉客がここまで来るそうですが、観光として登るにはいささか急だと思います。
展望台まで1200mと書かれた指導標が立っていました。
この辺りは針葉樹林で足下が薄暗いです。トドマツとエゾマツが主な樹木でした。
展望台は羽衣の滝の方角の樹木を切り払っていて、流れ落ちる滝の全景が見られます。

第一公園と第二公園

三十三曲がりを登り終えると平坦な森林の中へと入ります。
天人峡まで4.5kmと書かれた赤地の指導標を横に見ながら進み、森林を抜けると湿地にでます。
湿地の中は樹木が少ないので視界が広く、なかなかの展望を楽しめます。
チングルマの花は終わっていてワタスゲとなっていました。数十メートル四方ワタスゲで真っ白という草原もあったので、チングルマの花の季節は見事だろうと思います。

湿地の歩き始めは木道が設けられていたので歩きやすかったのですが、途中から泥道となったり、沢の様な道に変わります。道の真ん中には水深が50cmはありそうな大きな水たまりもありました。

8kmと書かれた指導標の辺りから、湿地は終わって、笹藪とハイマツの中の道になります。
イワイチョウやエゾコザクラソウの花が多少見られました。
ハイマツの生育に都合のいい場所らしく、人の背丈ほどの高さのあるハイマツです。ハイマツに混じってウラジロナナカマドの木も見られます。

ハイマツに覆われた斜面を登って行くと小高いピークで、道の周りは岩礫です。コマクサ、イワブクロ、ヨツバシオガマなどの群生が見られます。
坂を登り切ったところに小さな池があります。小化雲岳から東に張り出している尾根の上です。
この辺りはちょうどチングルマの花の季節でした。池の周りの湿地に白い花が見られます。

小化雲岳

池の先に1947mのなだらかなピークがあって、これに登ります。
草原状の稜線が小化雲岳から1947mピーク、化雲岳まで続いています。とても見晴らしのよい道で、後ろには旭岳、正面にはトムラウシ山、左右には草原の上にチングルマの白い花とその先にはなだらかな傾斜を持つ谷や尾根が見えます。
眺望がよく、穏やかな風景が多く見られる大雪山ですが、この尾根の上の道は、そうした眺望の中でも第一級でしょう。

過去の噴火で出来た、化雲岳から五色岳、忠別岳と続く火口壁の上に出ます。
左手は切り立った崖ですが、右手にはトムラウシ山までつながっている草原が広がっています。正面には小さく化雲岩が見えます。

化雲岳

化雲岳(1954m)は稜線上の小さな突起ですが、位置がよいので、忠別岳やトムラウシ山の景観が、他のピークから見るよりも印象的です。谷を挟んだ旭岳もきれいな円錐形をしています。他所から見た旭岳は、御鉢平の外輪山から南西に派生した稜線という印象がどうしても強いのですが、化雲岳から見える旭岳は、御鉢平の外輪山を真後ろに従えるので、旭岳だけが際立って目立つようです。

間近に見たトムラウシ山に登ることを思いながら下山の途につきました。

地図

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