第2日目 高谷池ヒュッテ-妙高山-燕温泉

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行程

地名到達時刻所要時間
高谷池ヒュッテ03時47分
黒沢池ヒュッテ04時55分68分1時間8分
妙高山07時10分135分2時間15分
天狗堂08時26分76分1時間16分
登山道終わり(林道)09時38分72分1時間12分
燕温泉バス停09時54分16分16分
一日の歩行時間
6時間7分
日付:2013/08/30

山行記

妙高山

燕温泉発関山駅行きのバスの便は昼過ぎが空いている。このため、11時32分のバスに乗り遅れると3時間ほど待たされなければならない。
これは時間の無駄になるので、午前4時前に出発をすることにした。

さすがにテント泊をしていたもう一張りのテントはすでに電気がついていたが、ヒュッテは眠っている。
昨夜、雨は僅かにしか降らず、テントは乾いていた。
出発の準備を終え、リュックサックを背負って歩き出すと、雨が降り出してきた。少し様子を見たが止みそうに無い雨だったので雨具を身につける。
最初の目的地の黒沢池ヒュッテまで、雨は降ったり止んだりしていた。

外輪山を越えると妙高山の登りとなる。
大きな岩が散乱している登り道で歩きにくい。穂高連峰や後立山連峰の岩場の道の様に岩だけの道の方が始末は良いかもしれない。
妙高山は岩に雨水と土が付着していて滑りやすくなっているので、単純な岩だけの道よりも神経を使わされる。ただし、雨が降らず、乾いていれば気にすることの無いほどの優しい道だろう。

途中、期待した中だるみや平の様な休み場も無く、山頂まで一気に坂が続いていた。
面白いと感じたのが山頂まで樹林帯が続くことだ。活火山の焼山の山頂が森林限界の上は当然としても、火打山も山頂下の広い面積が森林限界の上となっていてハイマツで覆われている。
同じ2400mを越えるピークの妙高山だが、山頂までびっしりと樹木で覆われていた。

山頂からは北と東に視界が開けている。南と西は樹林帯だから眺望は無い。雨雲に覆われているので遠景は効かないが、かろうじて野尻湖は見えた。枇杷島が浮かんでいるのが印象的だが、風が強く体温が奪われているのが分かるので、早々に退散をした。

燕温泉までの下り道

妙高山から天狗堂の分岐まで、ちょっとした岩場がある。岩に階段を掘り刻み、クサリを掛けている。大した岩場では無いのだが、雨で濡れて大変に滑りやすくなっているから、慎重に降りて行く。
クサリ場の終わった辺りに風穴が現れる。試しに手をかざすと、なるほど穴から風が吹いてきた。

燕登山道と呼ばれる北地獄谷の道を下って行く。雨は相変わらず降ったり止んだりしているが、まとまった雨はまだ降っていない。
麻平道との分岐を過ぎると、道はコンクリートで固めた登山道にかわった。山仕事師が3名登って来たのとすれ違う。この雨の中の山仕事とは大変だろう。登山道の下草の刈り払いをするらしい。

地獄谷と言う名前は大仰に過ぎると感じたが、沢は硫黄を含んだ水が流れているらしく、沢底は白、もしくは淡黄色に染まっている。
谷底に注ぐ支流の沢の幾つかは源頭に温泉が湧いているらしいく、これも白濁した水が流れていた。
こうした色合いや飲めない水が流れていることが、地獄谷の名の由来なのだろう。

登山道を終え、舗装林道にかかると、雨は本降りとなってしまった。バス停まで推計だが30分ほどの距離だ。完全な台風雨で、こんどは止む気配は感じられない。わたしなどはすでに車道に出てしまっているから気兼ねなく歩けるが、この土砂降りの中を、あの岩場の妙高山の登山道を登り下りするヒュッテの泊まり客のことを考えると、気の毒でならない。山歩きをするのには洒落にならない雨量だ。

燕温泉バス停に着き時計を見ると、時刻はまだ10時前だった。バスの便の2時間近く前に着いたわけだ。11時32分よりも早いバスの便の時刻を調べてなかったのだが、見てみると、9時42分だった。15分ほど早く出発をしていれば、それに乗れたらしい。

ホテル樺太館の方が、親切にも、雨に打たれながらバス待ちをしていたわたしに軒先を貸してくれた。

地図

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