第2日目 常念岳-大天井岳-燕山荘

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行程

地名到達時刻所要時間
蝶ヶ岳ヒュッテ04時50分
常念岳08時47分237分3時間57分
常念乗越09時38分51分51分
横通岳10時41分63分1時間3分
大天荘12時42分121分2時間1分
大天荘(休憩、大天井岳往復)13時10分28分28分
大下りの頭14時45分95分1時間35分
燕山荘15時36分51分51分
一日の歩行時間
10時間46分
日付:2012/09/01

山行記

常念岳

早朝、日の出る前の出発。
蝶ヶ岳から蝶槍まで歩いて、もし三人を発見できればと言う思いがありました。それで、誰よりも早い出発となったわけです。

昨夜の雨は上がっていて、西の空には丸い月が薄雲を通して見えていて、東の空にはオレンジ色に染まった雲が浮かんでいました。朝焼けの日は天候が悪いと言われますが、そうそう雨ばかりは降らないだろうと、今日は晴れの日という期待を抱いて朝日を期待して歩いていましたが、雲は晴れず、すぐに視界を覆い尽くしました。

昨日、遭難が心配された3名の学生は、蝶槍の北がわにテントを張ってビバークしているのが見つかりました。すでに、山小屋から出発していた2人が発見していて、無線でヘリコプターによる救助を要請した様です。蝶槍の北がわの坂道を下って鞍部に達した頃に、ヘリコプターの爆音が頭上に聞こえました。深い霧で降りられないらしく、音はいつまでも聞こえています。

常念岳にとりつく前にある、小さなピークを2つ越えると鞍部で、常念乗越から来たグループとすれ違います。鞍部から見上げる常念岳の尾根は急峻で崖の様に見えます。
この崖の様に見える坂を登ると、漸く常念岳の肩に取り付けます。肩から常念岳まではすぐで、前回登ったときがとても長く感じられたのが嘘のようです。

常念岳の山頂には常念小屋から往復しているらしいグループが多くいます。
ガスがかかっているので眺望はありません。晴れれば右に槍ヶ岳、左に松本の盆地が見えたはずです。

大天井岳

常念岳から常念乗越までの坂道はジグザグに切られている道で、この道の長さは前回に歩いた時に感じた長さと変わりがありません。ガスがかかっていて何も見えないこともあって、歩いても歩いても常念小屋が見えずにいました。

常念岳の下りには樹林はありませんが、乗越を過ぎて横通岳の登りになると、針葉樹と岳樺の樹林帯があります。
横通岳は常念岳よりも90m低い山なので、登りもその分だけ短くなりますが、勾配は負けないきつさです。

登山道は横通岳の頂を西に巻いて設けられていますが、踏み跡と言うにははっきりとした道が山頂まで付けられています。
横通岳の山頂は、白馬岳に似ていて、東がわが崩落で欠け落ちています。西がわが斜面と鳴っています。

横通岳のすぐ北が鞍部で、鞍部を過ぎると東大天井岳に向かって、再び急斜面の坂道があります。
東大天井岳も道は山頂を巻いていて、この頂には踏み跡も無いようです。それでも登って行く登山者の後ろ姿が見られました。

東大天井岳から大天井岳まではほとんど勾配の無い道です。
大天荘の裏に小径があって、10分ほど登って行くと大天井岳です。あっけない山です。晴れていれば槍ヶ岳やその東鎌尾根が見事なはずだと思っていたら、雲が動いてくれて、槍ヶ岳から奥穂高岳までの岩稜を見ることが出来ました。奥穂から前穂の釣り尾根も漸く見ることが出来ました。

燕山荘

大天井岳では多少の晴れ間も見えていたので、この後晴れるのかと思っていたら、さにあらず、大天井岳の北の切り通しで豪雨が降り出しました。この雨はこの後止むことはなく、弱くなったり強い雨に戻ったりしながら夜半まで降り続けました。

切り通しの鞍部は岩場で、ハシゴとクサリが設けられていて、ちょっとした難所の風情をもっています。
大下りの頭までは登りがありますが、そこから燕山荘までは平坦な道で、とぼとぼ歩いていると人の話し声が霧の中から聞こえてきて、話し声が黄色や赤のカッパを着た人たちだとわかると、背景に燕山荘の建物が浮かび上がってきます。

週末と言うことで、驚くほどの登山者が燕山荘に押しかけていました。
玄関に入りきれない登山者が、受付の順番を待つために、玄関の外に長い行列を作っていました。

テント場も満員だったのですが、幸い、わたしのテントは奥行き80cmという小さいテントだったので、空いていた隙間に張ることが出来ました。燕山荘の建物の大きさに比べるとテント場は貧弱で、張れるテントの数は40張り前後です。

地図

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