第1日目 猿倉-大雪渓-村営頂上宿舎

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行程

地名到達時刻所要時間
猿倉12時16分
白馬尻13時18分62分1時間2分
村営頂上宿舎16時16分178分2時間58分
一日の歩行時間
4時間
日付:2012/08/05

山行記

あずさ3号

早朝に八王子の自宅を出て、その日のうちに白馬岳の頂に立てないかと思い立って、実行に移しました。
白馬駅まで直行できる特急あずさ3号の指定席の予約を、出発の前日に入れると、わずかに空きがありますという返事でした。さすがに登山シーズンの夏、平日でもあずさ3号の利用者はとても多いそうです。

あずさ3号は甲府までは寿し詰め状態でしたが、松本を過ぎて大糸線に入ると、大きなザックを棚にのせている人が大部分となります。それでもかなりの人数がまだ乗車しています。これらの人も、大町駅で大半が降り、穂高駅でまた降りて、白馬駅でほぼ全員が降りました。

単線の大糸線を特急電車が通過するのは、乗っていて妙な気がします。
単線なので、あちこちの駅で、特急電車とすれ違いや、追越のために待っている普通電車を見かけます。

猿倉

白馬駅(はくば)を降りると、出口がすぐにバスターミナルとタクシー乗り場で、電車から降りた人のほとんどはタクシーを利用します。猿倉から白馬駅までのタクシー料金は約4000円なので、バス料金970円と比較すると、4人で乗ればタクシーもバスも料金の差はなくなります。

猿倉行きのバスは11時45分出発で、特急あずさ3号の到着時刻に合わせて運行されていました。ちなみに、栂池行きのバスも11時40分頃に出発しています。

白馬駅からすぐに上り坂となります。白馬岳の山麓の街だけに平坦なのは大糸線が南北に通る姫川流域だけです。
いくつかのバス停を通り過ぎると、道幅は狭くなり、乗用車でもやっと通れるのではないかという狭い舗装路を上って行きます。ヘアピンカーブが連続して現れ、そのカーブを巧みに運転手はバスを操って進みます。

うまいものだと感心して見ていると、運天の下手な乗用車がすれ違う幅員のないところまで
進んできて、立ち往生をしてしまっています。状況を注意深く見ていれば、バスと自分の運転する車は、どこですれ違えるかが分かるので、手前で待つために停車をしなければならないのですが、狭い山道の運転に慣れていないのか、バスの手前まで突っ込んできて慌てて止まってしまいました。
バスの運転手が、乗用車のドライバーにバックしてくれと頼んでいるのですが、状況把握が出来ていないようで、なかなかバックしてくれませんでした。

猿倉の標高は、思っていたよりも低く、1230mでした。
白馬岳の標高は2932mあるので、1702mの標高差があります。

白馬尻

白馬尻(しろうましり)まではほとんどが車道歩きで、バスから降りた乗客は、乗用車の駐車場から出てきた人たちが歩いてゆきます。
これらの人のこの日の泊まりは、白馬尻の様です。

猿倉から入山すると、少しだけ歩道を歩きますが、左右にブナの大木が茂っています。
車道に出ると、この道は未舗装の林道で、幅が広いので日差しがよく差し込み、道の路肩に日の当たるところで見られる高山植物が花を咲かせていました。

大雪渓

白馬尻の山小屋を過ぎると、すぐに大雪渓です。
ケルンが積まれていて、その横には「午後2時以降の入山禁止」と書かれた看板が立てかけられています。
大雪渓にかかったのは午後1時半でした。

数日晴れていたことと、午前中に多くの登山者が歩いたために、雪渓の表面は柔らかい雪で覆われていて、アイゼン無しでも、登山靴のソースがよくグリップしてくれます。

雪渓で冷やされた空気が降りてくるらしく、雪渓を登るにつれて前方から冷たい風が吹き下ろしてきます。冷やされた空気は水蒸気を生み、雪渓の表面に暑さ1mほどの霧が発生していました。

雪渓を登りきると岩場の登りで、そのさきにお花畑があります。
あいにく、雪渓の先から土砂降りの雨となり、花を見て楽しむどころではなくなってしまいました。

雪渓の上には山岳警備隊(?)の隊員らしいのが2人陣取っていて、遅い時間に登って来たと言って、散々に毒づかれました。
気の弱い人は、昼前後から大雪渓には登らない方が良いでしょう。

白馬岳

この日は4時間しか歩いていないので、体力がほとんど減っていません。
村営頂上宿舎でテント場の受付を終えてから白馬岳に登ってきました。幸い、雨が上がり、雨雲も途切れてきて、朝日岳や白馬鑓ヶ岳などが雲のあいだから見られるようになってきました。

稜線の出合から白馬岳までの稜線の道の左右には、シオガマやキキョウが満開の花を咲かせています。
山頂の崖にはシオウマオウギがびっしりと先並んでいました。

地図

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