御前山-倉岳山-九鬼山登山

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概要

日程:
2011/05/02 06:40~19:36 日帰り
登頂:
桂川の北岸と南岸・道志山地
天候:
晴れ
御前山-倉岳山-九鬼山登山

JR上野原駅から最初に御前山に登ります。以降、稜線を西に進み高柄山、倉岳山、高畑山、九鬼山をいくつもの峰に登って富士急田野倉駅まで歩きます。この稜線の最高峰は倉岳山の990mと1000mに満たない低い山並みなのですが、どの山も登りと下りの勾配はきつい坂道です。
夏の日本アルプス縦走の足慣らしや脚力を付けるのに丁度良い稜線歩きの道です。

上野原駅と桂川

上野原駅を降りて南に歩き始めるとすぐに桂川に架かる橋を渡ります。
桂川は相模川の上流部の呼称で、上野原の辺りでは川と言うよりもダム湖の上流と言ったところで、広い川幅で流れはほとんどありません。早朝の桂川は霧に煙る風情のある流域で、テントを担いでカヌーで数日掛けて巡ったらさぞ面白いだろうと想像させてくれます。

御前山

上野原駅の南に盛り上がった標高484mの小さな山が御前山です。桂川を渡って学校の脇道を標識に従って歩くと墓地があり、その先に登山口があります。駅から山頂まで1時間ほどですが、低い山と侮って登ると、ちょっとした岩場があり、三点姿勢を取らないと登れなかったり、手強い山です。
山頂は樹木に覆われていますが、北側の視界は開けていて、多少の眺望を得られます。

北東からの登山道は岩場の急斜面ですが、南西の登山道も傾斜の厳しい土の道で、御前山は東西のどちらから登っても484mの山にしては登頂したという満足感が得られるでしょう。

高柄山

御前山から鞍部に下り、新矢野根峠を目指して登ります。
この辺りの道が面白くて、途中、沢ではないかと勘違いしそうな、少し荒れた道があります。新矢野根峠はそれほど人が登らないと思えるのですが、登山者やハイカーの休憩のための東屋があります。

高柄山はちょっとした登りでたどり着けます。
道は幾つかの分岐がありますが、全てしっかりとした木製の大きな標識が立っているので、道を間違えたり迷う心配はありません。

高柄山は疎林に囲まれていますが、上野原の市街の方角だけが少し開けています。
ここまで歩いてきた上野原駅から御前山、新矢野根峠の稜線が見て取れます。

倉岳山

高柄山から下り新地峠までの間に舗装林道があって登山道が途切れています。
これが道をややこしくしてしまっていて、舗装林道からの登り口が容易に見つかりません。熊注意の看板も立っていて、こんな里山にも熊が出るのかと驚かされます。もっとも本州の人は熊一頭を見たら10年は熊出没注意と看板を掲げるところがあるので、高柄山から倉岳山に懸けてどの程度熊が住んでいるのか分かりません。北海道の登山の様に、人間が熊の生息している地域に入り込むと言う意識を本州の人たちも早く持って貰いたいものです。

倉岳山までの道は細い稜線の上の道で、途中に寺下峠、立野峠を通ります。峠はもちろん南北に稜線を横断するための峠で、車道が秋山村に延びる以前に使われていた古道が今ではハイキングや登山のための道として整備されているものです。

倉岳山は人気のある山なのか、立野峠から山頂までは人が多く歩いて居ました。見ていると、梁川駅と鳥沢駅を利用して倉岳山を縦走しているようです。
立野峠から倉岳山までは短い距離ですが坂が急で登りでがあります。

山頂は疎林で多少の展望がありますが、春霞で遠景が見えなかったので良くは分かりません。
小さな広場風で20人くらいが座ってお弁当を使えます。

山頂から西に100m位進むと、直角に南に道が折れていて、曲がると登りに負けないくらいの急坂を下ります。

高畑山と穴路峠

倉岳山と高畑山の鞍部が穴路峠です。
秋山村と甲州街道の宿場町を結んでいた三つの峠道、寺下峠、立野峠、穴路峠の中ではここが最も峠らしい峠で、人工的に切り通したのではないかと思えるほど、深々と切れ込んでいます。この穴路峠の規模を1000倍くらいにすると、岳人あこがれの大キレットになります。大キレットは難所には全てクサリやハシゴが設けられているので、一般に言われているほどの困難な路ではありません。三点姿勢さえ取れれば誰でも通れるのではないかと思います。

魅力的な穴路峠を過ぎるとまた急坂で、登り切ったところが雛鶴峠に降る道との三叉路で、その先に高畑山の山頂があります。
大月市富岳十二景に選ばれている場所なのですが、春霞で富士山はもちろん、谷を挟んで見えるはずの赤鞍ヶ岳なども見えません。

九鬼山

高畑山から降るとドコモの電波塔を管理する人が通る舗装道路に出ます。ゲートで閉じられていますが、登山道の方が先に通っていたらしく、歩行者の通行の支障が起きない様な作りになっています。

管理道路は舗装林道に抜けて鈴懸峠(鈴ヶ音峠)まで歩かされます。
山歩きをしていて何がいやと言って、山中で車道を歩かされることほどいやなことはありません。入山や下山の時ならあきらめも付くのですが、峠を越えるときの車道は山歩きで膨らんでいる気持ちを一瞬でしぼませてしまいます。せめて横切る程度にして貰いたいものです。

鈴懸峠から九鬼山までは長く感じます。
小さなピークを登っては降り、檜の植林された林を過ぎると、一途の登りとなって九鬼山山頂に至ります。九鬼山からの下り初めが凄い坂道でつま先が痛くなります。

標高

最高地点:
994 m
標高差:
入山地点177 m から最高地点までの標高差817 m
標高差:
最低地点171 m から最高地点までの標高差823 m
累積標高:
5,807 m(登り:2,840 m|下り:2,967 m)

地図

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